【ブログ】資金繰りの悩み~1~ 投資の失敗
2018年08月28日
福岡をはじめ九州および中国地方のエリアに特化した資金調達をサポートする西日本ファクターです。
日々経営にご奮闘する方々におかれましては、
自社の業績とともに資金についての課題を大なり小なり抱えていらっしゃることと存じます。
このブログでは、資金調達にまつわるネタで、つづります。
今回よりシリーズで資金繰りの悩みについて書いて行きます
。
1回目は、投資の失敗です。
本業以外の投資は嫌われる?
当社にお越しになったある経営者の話です。
資金繰りに窮し、銀行の融資ができなくなったことで相談に来られました。
理由は、本業以外への投資が失敗したということです。
企業の経営者になると、大なり小なり各方面から、
「お金を増やしませんか?」「資産を有効活用しませんか?」
という旨の誘いがあります。必ずあります。いわゆる投資の話です。
本業に関わりが深い属性の投資に対しては、銀行は応援する傾向にあります。その投資により事業が拡大し、好調になればベストです。
投資に対する効果が認められれば、銀行からの資金調達の可能性は高まります。
しかし、本業に関わりがない・薄い中身の投資に対しては、銀行側が嫌う傾向が強いです。
特に代表者個人の趣味や利益のための投資には、ほぼ100%融資の審査は通りません。
この相談者は、銀行の融資は出来なかったので、ノンバンクから借り入れを行い、
本業以外の投資をして、失敗したようです。その補てんのための資金調達が必要となり、
当然銀行の融資は不可能であること、これ以上ノンバンクからの借り入れは危険となったのです。
ファクタリングで補てん?
そのお客様は、当社のファクタリングにより投資の失敗分の補てんをすることとなりました。
ファクタリングは、売掛金を当社が買い受けて、売買代金分を資金として提供する手法です。
貸金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約です。要するに売掛金という資産を活用した資金調達です。
幸い、お客様には優良な売掛金を持っておられました。
ファクタリングでの資金調達後の使用用途については、当社は関わりません。
一方で、われわれは金融のプロですので、
今回冒頭の相談者へは一応「本業以外の投資は、より慎重になることです」とアドバイスはさせていただきました。
株式会社西日本ファクター
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【ブログ】金融マンの本音~3~粉飾決算
2018年08月22日
福岡をはじめ九州および中国地方のエリアに特化した資金調達をサポートする西日本ファクターです。
日々経営にご奮闘する方々におかれましては、
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必ず明らかになる粉飾
企業規模の大小に問わず、常に経済ニュースでトピックにあがる決算の粉飾です。
結論から申しますと、決算の粉飾は遅かれ早かれ必ず明らかになります。
粉飾決算は、売上高、利益、資産、負債を自社や代表者の都合の良いものに偽装することです。
つまり、数字をごまかす、隠すことが粉飾の主な行為です。
なぜ粉飾決算を行うのか?その理由のひとつに、銀行融資を実現させるためということがあります。
もうお分かりかと思いますが、粉飾決算を行う時点で、その企業の経営は末期であることは明らかです。
粉飾決算は犯罪?
粉飾決算が明らかになると、その影響によって損害を受けた関係者から損害賠償を請求されることと、
詐欺罪・特別背任罪など刑法上で処罰されます。
粉飾決算によって銀行融資を受けた場合、明らかになった時点で、銀行より一括の返済要求が行われます。
そして以後の取引は不可となり、その履歴は残ります。当然ながら銀行以外の金融機関でも同様です。
いかなる場合でも粉飾決算を行うことは、絶対にすべきではありません。
そのような状況になるのは経営者自身の才覚もあります。
それでも人は完璧ではないので、経営が苦しくなり資金繰りに窮するケースに陥ることもあります。
売掛金を活かす
決算の粉飾をすることを考える前に一度、ファクタリングのご検討はいかがでしょうか?
ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて、
売買代金分を資金として提供する手法です。借入金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約です。
要するに売掛金の売買による資金調達です。
自社の財務状況が良くなくとも、ファクタリングは売掛先の審査が最優先です。
資金調達でお困りなら、力になれるかと思います。
株式会社西日本ファクター
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【ブログ】金融マンの本音~2~代表者の資産背景
2018年08月14日
福岡をはじめ九州および中国地方のエリアに特化した資金調達をサポートする西日本ファクターです。
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大なり小なり抱えていらっしゃることと存じます。
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中小企業は代表と一体
特に中小零細企業の銀行融資時は、企業の財務状況や資金の動き、
そして業績について厳しいチェックが行われます。
そして、企業代表自身の資産背景についてもチェックする場合があります。
地方銀行に長年つとめたOBは、
「基本的にはその法人の与信能力の審査が最優先されますが、
その企業の代表者の個人資産背景をチェックすることが多々あります。
銀行は貸し付けにおける焦げ付きを最も嫌うので、100%回収できる担保を確保することに懸命です」とします。
要するに中小零細企業の融資においては、ほとんどのケースは代表者の資産と一体となった審査が行われることが
現況です。
個人資産の積極的公開
代表者の個人資産が優良であれば、
法人の財務状況や業績があまり良くなくとも銀行融資は可能となるのでしょうか。
「もちろん、その場合は融資の可能性は高いです。
代表個人の持つ銀行の現預金、有価証券および不動産についての審査を行います。
融資における担保能力を判断します。その能力があれば融資が行われる可能性は高いです。
法人と個人が一体であるので」
と上記のOBの話です。
よって、法人の財務状況や業績でやや苦戦している場合は、積極的に代表個人の資産を公開することが、
銀行融資の実現を高める近道であるとのことです。
しかしながら、代表の個人資産が優良であれば、銀行の融資を受けなくても、
代表自身で資金繰りを解決できることができます。
僭越ながら資金繰りで苦戦されている経営者のほとんどは、
法人・個人とも財務内容で苦戦されているケースではないでしょうか?
売掛金を活かす
銀行融資の審査に落ちてお困りという経営者は、どう資金を調達するのか?
一度、ファクタリングのご検討はいかがでしょうか?
ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて、
売買代金分を資金として提供する手法です。借入金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約です。
要するに売掛金の売買による資金調達です。
資金調達の最後の砦として、自社売掛金を活かすファクタリングを採用していただきたいです。
株式会社西日本ファクター
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